私の受験体験記
大型一種
画像は二俣川試験の試験車両
種別 |
取得年月 |
受験時 年齢 |
受験回数 |
試験場 |
| 大型一種 | 87年3月 | 20歳 | 1回 | 東京 府中 |
1.受験のきっかけ
受験資格条件である「普通免許を取得してから2年経過」を満たし、待ち望んでいた大型一種の受験がやってきた。
引越しセンターのアルバイトで運転する2tロングで安全基本動作はかなり練習していたので、緊張と言うよりは「楽しさ」を感じながら試験場へ向かった。
2.試験結果
1回目・・・合格。えっ?ウソ? こんなに簡単なの?
3.受験時のエピソード
1)前の受験生の後部座席に座って
都道府県によって異なるが、府中試験場の大型一種試験車両はダブルキャブ(後部座席つき)であり、2番目以降の受験生は前の受験生の試験時に後部座席に乗ることができた。
当日、私の前の受験生を見て驚いた。
なんと、細かなパンチパーマをかけて、目つきも厳しく、その道の方を思わせる服装だったのである。
私は、「おまえのせいで不合格になった!なんて後から因縁付けられたらいやだなあ」などと思い、 物音立てず、息も殺しておとなしくしている決心をして後部座席に乗り込んだ。
試験が始まって最初の左折でのことである。
「あれ?ずいぶん早くハンドル切り始めたなぁ・・・」
と思った直後、「ガン」という振動とともに左後輪は縁石を乗り上げ完全に通過した。脱輪大で試験中止である。
試験官:「おまえトラック乗ったことあるのか?」
パンチさん:「す・す・す・すみません。ないんです」
試験官:「なんで試験受けに来たんだ!」
パンチさん:「せっかくだから大きい車に乗ってみたいなぁ〜と思って・・・」
試験官「・・・・」「スタート地点に帰れ!」
私は後部座席で「笑い」をこらえていたが、このハプニングで私の緊張感は吹っ飛び、 リラックスして私の順番を迎えることができた。
2)楽しさでいっぱい
私の試験が始まった。普段の2t車よりも高く見渡しやすい視線、トルクあるエンジン、適度に良く効くエアブレーキ、何もかもが新鮮で、運転していて楽しかった。
完全に頭に入れていた試験コースを進み、安全確認も自然に出来ていた。
途中試験官に「仕事でトラック乗ってるのか?」と聞かれ「はい、引越しをやってます」と答えた。
アルバイトとは言わなかったがまあいいだろう。
終着点にたどり着き、テキパキとエンジン停止手順まで済ませた。
「あ〜楽しかった」と感動にひたっていると、
試験官:「じゃあ、印紙買って待ってるように」
私:「えっ?ホントですか?」
試験官:「良く乗れてたよ」
私:「あ、あ、ありがとうございます!」
まさか一回で合格できるとは思っていなかったので、免許証を交付された後も、数日はあまり実感がなかった。
3.合格の為のキーポイント
1)安全基本動作
これはやはり基本である。
普段の普通乗用車運転時から徹底的に見につけておく。
特に方向転換では1回までの切り返しは減点にはならないが、切り替えし時の前進、後退時の安全確認不足で減点となるケースがとても多い、切り替えし時には特に注意しなければならない。
2)左折時のハンドル切り始めのタイミングを覚える。
自分の身体が交差点に進入したらハンドルをゆっくり切りはじめる。
同じスピードで切り続けて、左後輪がどこを通るのかをしっかりと学習する。
後輪を縁石に沿わせての左折をマスターすると、試験中の多くの場所で威力を発揮する。
・左折
・クランクへの進入
・方向転換からの脱出
・・・
4.効果的な練習方法
1)日頃からの安全基本動作
これは言うまでもない。
身体が自然にできるまで普段、普通自動車・二輪車に乗っている時から練習する。
・乗車手順
・発進手順
・進路変更
・左折、右折手順
・交差点通過
・踏み切り通過
・後退時の安全確認
2)コース開放の利用
東京、神奈川をはじめ、多くの都道府県でコース開放を行っている。
経済的、時間的に都合はつけられるのであればこれを利用しない手はない。
試験と同じサイズの車両で試験コースそのものを走れるのだから、 コース攻略には最善の方法である。
コース開放利用時も試験コースを事前にしっかり頭に叩き込むこと。
コース図は受験者の体験記ホームページや試験場の売店などで入手する。
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